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ほったらかしINDEX投資の日々… ときどき大学生【慶應通信69期さくら組】

2014年からインデックス投資始めました。そちらはまったりと積み立て&ホールド。通信制大学に通いながらセミリタイアを夢見る会社員(♀)

どっぷり幕末

石橋記念フォーラム


夜スクもだんだんと終盤に近づき、レポ締切も近づき、お尻に火がついたカチカチ山なのに
磯田道史先生の名前に惹かれて出かけてしまいましたー。
なぜか会場を渋谷だと勘違いしていて、シャワー浴びたりしてノロノロ支度をしていまして
ふと開催通知のハガキを見ると会場が「水道橋」となっているではないか!
いきなりの遅刻です。

磯田先生の司会でパネルディスカッションという形で進行しました。
パネリストの一坂太郎氏が高杉晋作研究をご専門にされていて、高杉の人となりを語る語る…
幕末期の長州藩の熱が伝わってくる。


吉田松陰に代表されるような当時の長州の学問熱と、「そうせい候」と呼ばれた毛利慶親
が鷹揚だったこととか、高杉が黒船襲来の時にたまたま江戸にいたり
ロシア商人と知り合いになったり上海に行ってアヘン戦争でボコボコにされる中国を見たり
といった事柄がものすごい化学反応を起こしていったことが伝わってきます。

そして、幕末期の面白いところは建前上の身分制度はあるけど、下級武士が藩主とも
直接話ができることだとおっしゃってました。
幕府側でも新撰組の近藤勇などは老中に目通りするまでになったし、
長州だけというわけではないと。身分が低くても藩主や幕府の御偉方の御前に出て具申したり
できるのは当時の日本の武士から農民までの知的水準が高かったのもあるのでは
ということでした。

第二部では会場の質問に回答していったんですけれども、1問目はナント!小学校3年生の
お子さんからの「高杉晋作のいいところと悪いところはなんですか?」というもの。
そこからまた高杉の複雑な性格についてのトークが。
印象に残ったのは、殺しにおける高杉と伊藤博文の違い。
高杉は残忍な部分もあって殺しを楽しんでいたけど、伊藤は殺す相手も学者のような
武術の心得のない人を狙って、殺して血のついた刀を持って家に帰るまで気が気じゃない
というくらい慎重(小心?)。
そして真面目だけどお金にルーズ、殿様に甘えてる、人に相談しないで単独行動を好む…
などなど。けっこう手厳しい(笑)


印象に残ったのは、歴史にIfはありませんがもし高杉が長生きしたらどうなるか?という質問。
ドラスティックに変化を起こしていく幕末期は高杉のようなむき出しの好奇心や決断力、
危険すら楽しむような特性を持った人間が求められるけど、明治政府成立後も生きていたら
明治政府体制とは合わなくなって、もしかすると西南戦争以上の乱を起こしていたんじゃないか
という回答でした。
西郷と手を組んで明治政府に反旗を翻してたら明治政府も相当苦戦して、新政府の屋台骨は
相当揺さぶられたんじゃないかと妄想すると、歴史が大きく変わってたかもしれませんね。


慶應通信の日本外交史1や日本政治史では高杉が出てこないので、最近はあまり関係する本を
読むこともなくなってしまいました。世に棲む日々とか懐かしいなぁ。
今日頂いた新書はサラッと読めそうなので、レポ終わったら読もうっと。
磯田先生の本を持って行ってサインをいただこうと目論んでおりましたが、遅れていったせいで
舞台から遥か遠くの席だったのと、そもそも通知ハガキにサイン・握手はお断りと書いてありました。
ざんねーん!




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Comment

あらま、奇遇ですね。
私は今日、吉田松陰の話を聞いてきました。
どんな人か良く知らなかったのですが、破天荒な事だけはよくわかりました(^▽^;)

2017.11.19(Sun) 20:06       てぃんと さん   #-  URL       

@てぃんとさんへ

おおっ!なんという偶然!

司馬遼太郎の本を通じてですが、吉田松陰って本当に純粋で真っ直ぐで、これをやったら自分の立場が悪くなるとかいう計算ができない人?ってイメージですが、この頃の長州藩は破天荒さを受け入れられる度量があったんでしょうね。

長州藩に属する個人も面白いですが、そういう人たちを活かせた組織としての長州藩にも興味が湧いてきました

2017.11.19(Sun) 20:56       エマ さん   #-  URL       

お疲れ様です!

エマさん、ご報告ありがとうございます!
行けなかったので書いてくださって助かりました。( •̀∀•́ )✧

なんだか伊藤の評価が高杉に比べて低いですね〜笑
西郷と高杉が組んで政府の転覆という妄想は楽しいです。
磯田先生はこういうカップリングの入れ替えとかしょっちゅうやってるんでしょうね。笑
そして確かに当時はある階層だけが物語の主役じゃなくて
下級武士も主役になってたから、物語視点で見ても楽しくなるんですねぇ。
講演会、楽しめて何よりです!

2017.11.20(Mon) 12:58       かぼす さん   #POQ5NLzM  URL       

@かぼすさんへ

磯田先生も一坂氏も一次資料バリバリ読みこなしていらっしゃるので、話してる内容にリアリティーがあるんですよねー、聴いてて目からウロコなことも多く勉強になりました。

日本って身分制度はあるけどいろんな意味で風通しの良かった社会なのかなと思いましたね。坂本龍馬とか高杉晋作とか新選組は幕末から明治のしょっぱなで皆さん亡くなられたけど、ある意味明治政府の土台を作っていく上で彼らは必要なくて、大久保とか伊藤、山県みたいな人が必要だったんだろうなぁ。唯一、西郷は生き残ってしまって居場所がなくなってああいう悲劇的な最期を遂げたのでしょうね。

伊藤博文は高杉が生きてた頃はまだ下っ端の小物で
時の流れとともに人間の器が大きくなったのでしょうかね〜。本人にとっては黒歴史だよね(笑)

2017.11.20(Mon) 19:23       エマ さん   #-  URL       

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